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歯のコラム

子どもが口呼吸を続けるリスクとは?口呼吸のサインと改善方法も


こんにちは。千葉県流山市にある歯医者「初石ABC歯科・矯正歯科クリニック」です。

口呼吸が治り健康的になった子ども

お子さまがいつも口を開けて呼吸しているのが気になるという保護者の方もいるでしょう。子どもの口呼吸は、見た目の問題だけでなく、健康や成長にも影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、子どもが口呼吸をする原因とリスクについて解説します。口呼吸をしているかどうかを見分けるサインや、改善する方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

口呼吸とは

口呼吸とは何か?

口呼吸とは、鼻ではなく口を主な呼吸経路として空気を吸ったり吐いたりする習慣のことを指します。本来、人の呼吸は鼻で行うことが基本です。鼻には吸い込んだ空気を加湿・加温し、ホコリや細菌を取り除くためのさまざまな機能が備わっており、体を守る役割を担っています。

ところが、何らかの理由で鼻呼吸が難しくなると、無意識のうちに口を開けたまま呼吸するようになり、口呼吸が習慣化することがあります。口呼吸は、長期にわたって続くことでさまざまな問題を引き起こします。

子どもの口呼吸のサイン

口呼吸で寝ている子ども

子どもの口呼吸は、見た目やしぐさから確認できることがあります。以下のような特徴がある場合、口呼吸をしている可能性があります。

  • よく口が開いている
  • 食事中にくちゃくちゃと音を立てる
  • 睡眠中にいびきをかく
  • 朝起きたときに喉が痛いと話す
  • 唇が乾燥している
  • 唇をなめる癖がある
  • 口臭が気になる

これらのサインが複数当てはまる場合は、口呼吸の可能性が高いといえます。口呼吸を続けていると、歯並びや身体の成長に悪影響を与えることがあるため、早めの対応が大切です。

口呼吸が癖になる原因

口呼吸が癖になる原因

口呼吸が癖になる原因は、主に以下のような点が挙げられます。

鼻づまりなどの鼻疾患

アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎など、鼻のトラブルによって鼻呼吸がしづらくなると、子どもは口で呼吸するようになります。特に風邪をひいたときや、季節の変わり目に鼻づまりが起こりやすい子どもは、一時的に口呼吸が増え、習慣化することも珍しくありません。

鼻の通りが悪い状態が続くと、無意識のうちに口呼吸をするようになることがあります。

舌癖や口周りの筋肉の発達不足

舌の位置が正しくない、舌癖があるなど、口周りの筋肉の発達不足も、口呼吸の要因のひとつです。通常、舌は上顎に軽く触れている状態が正しい位置とされています。舌が常に下がっていると、口を閉じにくくなり、自然と口呼吸に傾きます。

また、唇の周りの筋肉である口輪筋が弱いと口が開きやすくなり、閉じた状態を維持できなくなります。食べ物をよく噛まない、やわらかいものばかり食べるといった生活習慣があると、口周りの筋肉が発達しにくいです。

歯並びの乱れ

歯並びや噛み合わせが悪いと、口をしっかり閉じづらくなり、自然に口が開いた状態が続きやすくなります。出っ歯や受け口など、顎のバランスが崩れている場合は、口を閉じようとしてもうまく力が入らず、口呼吸が習慣化しやすくなります。

前傾姿勢・猫背

現代の生活習慣として、スマートフォンやタブレット、ゲームなどの使用時間が長くなると、前かがみの姿勢や猫背が習慣化しやすくなります。こうした姿勢では、顎が前に出て、口が自然と開きやすくなり、口呼吸の原因となります。

また、姿勢が悪いと、舌の位置が本来あるべき場所から下がり、気道が狭くなることで、さらに口呼吸が習慣化しやすくなります。

子どもが口呼吸を続けるリスク

子どもが口呼吸を続けるリスク

口呼吸は一時的な癖であれば大きな問題にならないこともありますが、習慣化するとさまざまな健康リスクにつながります。ここでは、子どもが口呼吸を続けることで生じるリスクについて解説します。

虫歯や歯肉炎になりやすくなる

口呼吸をしていると、口の中が乾燥しやすくなります。唾液には、食べかすを洗い流したり、虫歯菌の活動を抑えたりする働きがありますが、口が乾いた状態ではそうした機能が十分に発揮されません。

その結果、虫歯や歯肉炎といったトラブルが起こりやすくなります。特に子どもは甘いものを好みやすく、歯磨きが不十分なことも多いため、さらに虫歯や歯肉炎のリスクが高まりやすいです。

免疫力の低下

鼻呼吸の状態では、鼻毛や鼻の粘膜がフィルターのような役割を果たし、空気中のホコリやウイルスを防ぎ、加湿された温かい空気を気道に送れます。

一方で、口呼吸の場合は乾燥した外気や病原菌がそのまま喉や気道に届くことになります。その結果、免疫力が低下し、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるのです。

また、乾燥した空気が直接気道に入ると、喉の粘膜が荒れて炎症を起こしやすくなります。免疫力の低下は体調不良を招くだけでなく、日々の生活の質に大きく影響を及ぼします。

歯並び・噛み合わせへの影響

顎の発達にも悪影響を及ぼすことがあるのも、口呼吸を続けるリスクです。口を閉じた状態では、舌が本来あるべき位置を保つことで、上顎の成長が促されます。

しかし、口が常に開いていると舌の位置が下がり、上顎の成長が妨げられます。その結果、歯が並ぶスペースが不足し、歯並びが乱れることがあるのです。

集中力や学習能力への影響

口呼吸が続くと、脳に供給される酸素の量が少なくなり、日中の集中力や判断力に悪影響を及ぼす可能性があります。特に成長期の子どもは、集中力が学習の成果に直結するため、口呼吸による影響は無視できません。

また、口呼吸によって睡眠が浅くなると、記憶の定着や思考力の発達にも悪影響が及び、学習意欲の低下や成績の伸び悩みにつながることも考えられます。何となく勉強に集中できない、落ち着きがないと感じる場合は、口呼吸が原因であるケースもあるのです。

子どもの口呼吸を改善する方法

子どもの口呼吸を改善するために歯科受診をしている様子

口呼吸の改善には、日常生活における習慣の見直しや、必要に応じて専門的なトレーニングを取り入れることが大切です。ここでは、子どもの口呼吸を改善するための方法を紹介します。

耳鼻咽喉科を受診する

子どもが口呼吸をする原因の中で特に多いのが、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などによる鼻づまりです。鼻づまりがあると、意識しても口呼吸を防ぐことは難しいでしょう。

まずは耳鼻咽喉科を受診し、鼻の通りを改善する治療を受けることが大切です。空気の乾燥やハウスダストも鼻づまりの原因になるため、加湿器の使用やこまめな掃除・換気を心がけるとよいでしょう。

MFTを受ける

MFT(口腔筋機能療法)は、口周りの筋肉を正しく使えるようにするためのトレーニングで、口呼吸を改善するための効果的な手段です。舌の位置や唇の力、噛むときの筋肉のバランスなどに働きかけることで、自然と鼻呼吸ができる環境を整えていきます。

歯科医院や矯正歯科で指導を受けることができ、自宅でも継続して実践できる内容が多く取り入れられています。子どもの成長期にあわせて無理のない形で取り入れられるため、長期的な改善を目指すうえで有効な手段です。

お子さまの口呼吸にお悩みの方は、歯科医院で相談してみましょう。

姿勢を正す

猫背やうつむき姿勢など、姿勢が悪い状態が続くと呼吸が浅くなり、自然と口が開きやすくなります。例えば首が前に出る前傾姿勢は、気道を圧迫しやすく、鼻呼吸を妨げる原因のひとつです。

日常生活の中で、椅子に座るときや立っているときに正しい姿勢を意識させましょう。正しい姿勢は顎や舌の位置のバランスを整える効果もあり、口呼吸の改善につながります。

歯科医院を受診する

子どもの口呼吸の原因は一人ひとり異なるため、まずは専門的な診断を受けることが大切です。歯科医院では、歯並びや噛み合わせ、顎の発育状況を確認し、必要に応じて矯正治療やマウスピースなどの対応を検討します。

また、歯科医院では、舌の位置や口周りの筋肉の使い方など、正しい呼吸に必要な習慣についても指導が受けられます。家では気づきにくい問題にも早期に対応できるでしょう。

まとめ

口呼吸が治り健康的になった子ども

子どもの口呼吸は、一見するとささいな習慣に思えるかもしれませんが、放置すると身体の発育や健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。鼻がつまっている、唇が乾燥している、いびきをかいているなど、日常の中に小さなサインが現れることも多いため、保護者が気づき、対策することが大切です。

口呼吸の原因には、鼻づまりや口周りの筋力不足、姿勢の乱れなどさまざまな要因が関係しています。改善に向けては、正しい鼻呼吸の習慣づけやトレーニング、必要に応じた医療機関での治療など、総合的な対応が必要です。

お子さまの口呼吸にお悩みの方は、千葉県流山市にある歯医者「初石ABC歯科・矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では、マウスピース矯正やインプラント、一般歯科、予防歯科、審美歯科など、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちらWeb診療予約も受け付けております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

高橋 克彦 理事長

■この記事の監修者

高橋 克彦 理事長

経歴
  • 1997年 昭和医科大学 歯学部 卒業
  • 2003年 ブライト歯科クリニック 開院
  • 2008年 アール歯科・矯正歯科 開院
  • 2010年 医療法人社団 優勢会 理事長就任
  • 2011年 ABC歯科クリニック 開院
  • 2014年 One’s歯科クリニック 開院
修了研修・学会等
  • 元 昭和大学歯科理工学教室特別研究生(宮崎教授)
  • 日本歯科医師会会員
  • 千葉県歯科医師会会員
  • 千葉県歯科医学会認定歯科医
  • 厚生労働省認可臨床研修指導医
  • 臨床歯科麻酔管理指導医
  • 日本口腔インプラント学会 専門医
  • インビザライン プラチナエリートプロバイダー
  • 国際歯科美容外科認定医
  • 国際空手道 極真会館 協力医
  • ITIインプラント認定(ストローマン・ジャパン)
  • アストラテックインプラント認定
  • カムログ インプラント認定
  • ノーベルバイオケアインプラント認定
  • 米国州立インディアナ大学歯学部AFFILIATE FELLOW IN IMPLANTOLOGY(同窓会会員)
  • 米国州立インディアナ大学歯学部歯周学インプラント科 FELLOW(研究員)
  • 米国州立インディアナ大学医学部解剖学 顎顔面頭蓋部臨床解剖認定医
  • 米国州立インディアナ大学医学部麻酔科 頭蓋部認定医
  • 米国州立インディアナ大学歯学部矯正科 認定医
  • IMPLANT RESARCH FELLOW(客員研究員)
  • ALL ON 4 academy
  • 日本アライナー矯正歯科研究会
  • SHINING3D公式アンバサダー

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